現代社会を生き抜くには「21世紀型能力」が必要です

インターネットの普及による情報化が進んだり、2020年の東京オリンピックに伴って国際化が進んだりとこれからの日本はますます目まぐるしく変化していきます。その先の未来を担う小学生・中学生たちに必要なのが現代社会で生き抜くため、今まで知らなかった問題を発見・解決していく生きる力です。この生きる力となるのが国立教育政策研究所によって提案されている21世紀型能力と呼ばれるもの。「基本的な知識や技能」、「思考力・判断力・表現力」、「学習意欲」という学力の3要素を再構成したこの能力は世界でも注目されています。21世紀型能力には3つの観点があり、それらはお互いが深い関わりを持っているため、3つの円を重ねた形で表されます。

・円のもっとも内側=基礎力

考えて行動するためには知識がなくてはいけません。基礎力は言語や数、情報(ICT)を習得し、必要な場面でそれを適切に使える力のことをさします。今までの読み・書き・計算だけではなく、情報リテラシーなどインターネットを使いこなせる能力も必要になってきます。

・円の真ん中=思考力

問題の発見・解決能力や創造力のことをさします。この思考力が21世紀型能力の核となるといってもいいでしょう。問題の解決後には自分の問題の解き方や答えの導き方を振り返り、反省点から学ぶべきことを探し出すことも大事です。これは社会に出てからも役に立ちます。

・円のもっとも外側=実践力

ふだんの生活や社会の中にある問題を見つけ、自分の能力を使って解決していく力のことをさします。主体的に動ける力、他者とのコミュニケーション力など、まさに生きる力そのものです。試験などの紙の上で問題を解くのではなく、実生活の中で問題を解決できることが大切になります。

これらの21世紀型能力は、さまざまな方法で身につけることができます。例えば「プロ・テック倶楽部」という小学生のためのプログラミング教室では、プログラミングを通じて生きる力を育むことを目的にしたカリキュラムが用意されています。こういった勉強方法であれば、小学生でも自然と能力を伸ばしていくことができるでしょう。